1949-09-09 第5回国会 衆議院 商工委員会 第33号
ただいま電氣銅は月々約六千トンずつ実は出ておるわけであります。消費が急減いたしまして、六千トンの生産では約半量近くというものが、供給過剩のような現象を呈しておるわけであります。從いましてそれだけから見ますと、供給過剩から生産を落したらよいじやないかというようなことが考えられるわけでございますが、あるいは別に消費をふやすことを考えたらいいじやないかということも、考えられるわけであります。
ただいま電氣銅は月々約六千トンずつ実は出ておるわけであります。消費が急減いたしまして、六千トンの生産では約半量近くというものが、供給過剩のような現象を呈しておるわけであります。從いましてそれだけから見ますと、供給過剩から生産を落したらよいじやないかというようなことが考えられるわけでございますが、あるいは別に消費をふやすことを考えたらいいじやないかということも、考えられるわけであります。
ただ私は肥料の補給金の問題がとか、電氣銅の問題であるとか、いろいろ問題が重なつておりますが、今のところ当面一番大きな問題は、價格差補給金については、銅が当然一番大きな問題であります。それで私は政務次官に今の一連の價格差補給金というものをはずして、日本の現在の産業状態の上において、政府は全部はずして押し切つてやつて行かれるのか。
それから佐賀関精錬所に参りまして、佐賀関精錬の電氣銅あるいは電氣鉛なども、これまた最近生産がむしろ非常に上つておる関係と、需給の関係、金融の関係等から品物がむしろ停滯をしておるような実情でありまして、これまた輸出の面の開拓その他によつて、金融の道の開拓をしていただかないと非常に困るということを、佐賀関精錬所でもことごとく言うておられましたが、まつたく今の電氣銅、電氣鉛の重要性にかんがみましても、その
こういう問題でどうしようかというわけで職場にはかりに行つたら、いや首切りの不安のときに、こんなことではしようがないということで、とにかく仕事の大事な電氣銅だけはやつて、それ以外のものはそれなら行つて掛け合おうではないかということで、自主的に出て來たわけで、私は仕事をやめて來いと言つたことはありません。
石炭は一万五千三百五十ですか、そういう係数が出て、電氣銅は一万三千四百幾ら、硫化鉱は七千六百五十一、こういう数字が出ておりますが、これらはいかに價格のでこぼこがまだあるかということを立証しておるものでありまして、價格の面については通商産業大臣一存ではもちろん行かぬのでありますが、これらの点も勘案されて、この硫化鉱の問題については特別の注意を拂つていただきたい。
なおこういう特殊公團とか、そういうところでは、役人が都合が惡くなると、それは個々の商人がやればいいんだというように逃げて行くというようにおつしやいましたが、実は過般も議会で説明いたしましたように、たとえば仰せの通り市價が非常に下つておりますから、私は銅のワイヤの輸出についても、ずいぶんとりはからつて参りましたり、今度また電氣銅の輸出もけさやつときめて参つたわけでありますが、個人的には少くとも商賣人になつたつもりで
一例を申し上げますと、内務省において鉄鋼類、非鉄金属類、皮革類及び繊維類の賣拂いにあたりまして、相手方は鉄鋼販賣株式会社、日本金属株式会社、皮革統制組合、日本織物統制株式会社等の資本家團体に拂い下げておりますが、その拂下げ價格の点を見ますに、たとえば電氣銅、上工形鋼――終戰時マル公一千八百円見当のところを、拂い下げましたときの價格は幾らであつたかと申しますと、すでにその時分にはマル公が騰貴いたしまして
電氣銅消費者價格は、一トン当り約八万円の價格差補給金を交付せられておりますため、一トン十万二千余円と相なつておるのでありまして、これは國際市場價格に比して著しく低廉であります。從つて、輸出物資として優に國外に進出し得るにもかかわらず、これまではその輸出を禁止せられておつたのであります。
電氣銅につきましては、現在國内の滯貨が相当ありますので、これについては輸出をすることに決定を見まして、硫化鉱につきましては、現在硫安並びに過燐酸の生産の上昇のカーブと硫化鉱のカーブとは必ずしもマツチいたしません。現在まではどうやらとんとんに参つておりましたが、今後につきましては多少の國内増産のほかに、手持ち硫化鉱を必要といたしまして、若干の硫化鉱の輸入ということにかかつた次第であります。
一應その点はそれでおきまして、先ほどちよつと私申しましたのですが、非常に電氣銅などは滯貨が多いわけでございます。この滯貨の一掃について特に政府として今お考えになつている問題がありますか、今の関係はどのようなものであるかお伺いしたい。
○長谷川政府委員 電氣銅の滯貨につきましては、先ほど申し上げましたように、できるだけこれを製品化して輸出したいというように思つております。
もつとも最近電氣銅あたりのストツクがふえましたので、金融の面の措置から、これが輸出の許可はいたしましたけれども、大体において輸出という点には縁が遠いという意味で資源廳の方へ残した、こういうわけであります。その点御了承願います。
カーバイトは四分の一、用紙は二・五分の一、マンガンは五分の一、セメントは二・五分の一、石炭は六分の一、電氣銅は六分の一、繊維十六分の一であります。こういう低廉な桁外れな安い料金で行われておる。これでは少々上げても成る程二次製品に影響を與えない筈であります。又一般物價の均衡を調べて見ましても、昭和十年をベースに取りまして、電力は約三十倍の状態にあります。
その他に金属回收会社の回收した古鉛の関係も扱つておりますが、これも現在までに約一億六千万円以上の金額を処理し、又金属鉱業の振興対策といたしまして、山元に滯貨になつております電氣銅、水銀というようなものを約二億円程現在までに買取り、保管をいたしております。
○佐藤證人 前半の今のお話はその通りであると思いますが、あの工場の中にいけたところの電氣銅は佐世保地方管理部からS・S・Kが民業の切替えになつて引継いだ当時から、二十一年の四月一日当時から機械工場内の倉庫の中にあつたものを、安本の摘発等もあり、倉庫台帳に記載してない以上の数量があるので処理に困り、事務所のすぐ附近にある営繕倉庫の中に一應置いてあつたけれども、その営繕倉庫は盗難のおそれもあり、なお事務所
○明禮委員 電氣銅……。
佐藤檢事中間報告総合摘発数量は、鉛バラスト五百五十七箇、二万七千八百五十トン、亜鉛バラスト六百一箇、三万トン、電氣銅三千四百五十九枚、四万三千八百六トン、亜鉛地金二千五百九十一枚、五万三千四十五トン、故銅地金二百九十三箇、三千四十一トン、ニツケル地金六千百四十七トン、フエロ・クローム地金四千三百十トン、赤鉄鉱九千七百九十六トン、アンチモン地金三十トン、マンガン二十五トン、鳩目二百三十五トン、電線三十巻
が、私どもの調査したところによると、この地金とか、あるいは電氣銅というものは、この届出をなす前後、もしくは中村査察官が安本から出張いたしまする二十二年の八月前後盛んにあちらこちらへと移動して、保管替をし、いろいろな苦心をしてついにこのおしまいには届出にもれておるのであります。
一々は申し上げませんが、あるいは惡鉛とか、惡鉛の地金とか、電氣銅とか、古銅の地金とか、相当莫大なる数量に上ると承つたのでありますが、そうした事実は御存じないのでありますか。ただ会社からほんの三、四百万円の隠退藏があつたという御報告だけをお聽きになつておるのでありますか。
ところが不幸にしてそのS・S・Kの構内、しかも事務所の地域から出ております防火用の水溜が二箇所、そのうち一箇所摘発いたしましたところが、亞鉛バラストが五百四個、亞鉛地金が三百八十四枚、電氣銅が百四十枚、故銅の地金が二百九十三箇、鉛バラストが四百三十七箇、亞鉛バラストが九十六箇、これらが出たのであります。
今すでに赤字々々と言われておりますが、私どものもつている材料によると、國鉄が買つている石炭の値段、これは生産者價格はトン当りが九百五十六円、それから今度はいわゆるわれわれの言う独占資本の方、鉄鋼とか、硫安、電氣銅、海運、これらにいくらで渡されているかというと、とん当り六百円。生産者價格よりは三百五十六円安く供給されている。ところが國鉄はどうかと申しますと千二百八円です。
○野坂委員 つまり重点産業と申されましたが、この重点産業には海運、電氣銅、硫安というようなものもはいつているわけですか。
今日の議題といたしましては島根縣に莫大な電氣銅と生ゴムが隱匿されておる。これを急速に行わないと、だんだん雪でも降り出すと、殊に電氣銅は鑛山の地下に隱匿されておるわけでありますから、雪でも降り出すと仕事が非常に困難でありまので、雪の降る前に運びたいということで委員の派遣をひとつ決定いたしたいと思います。
特定の重要産業用の石炭でありますとか、あるいは鑛材、銑鐵、電氣銅、鋼、硫安、石灰窒素、過燐酸石灰、また十月分までの主食がその對象となつておるわけであります。 次に公共事業費當初豫算九十五億圓に對し、五十二億四千六百萬圓を追加せんとするものでありまして、合計百四十七億四千六百萬圓となります。
さらに他の一部はそのすぐ近くにありますところの板橋署管内の元そば屋の跡を買收いたしまして、それを倉庫にして、そこに同じく古銅、あるいは電氣銅等を一緒に床下に匿しておつたわけであります。この方はすでに會社の本工場へ持ち歸りまして、銀のブローチ、あるいはかんざし等をつくつております。
本件は進駐軍から日本政府に引渡された物資、綿絲、短綿、撚絲、洋紙、水藥原紙、錫、機械油、電氣銅、それから釘、石綿粉、屋根用フエルト、ブリキ板、ワイヤロープ等多量を搬出いたし、あるいは隱匿いたしたのであります。
石山さん御想像くださればわかると存じますが、五箇年間に三萬トンの電氣銅竝びに電線を確保することは決して困難ではございません。しかしながら現在の状況においては國有鐵道に對する配當は非常に少ない。ちよつと速記を止めていただきます。